ウサギの避妊手術 | ナス動物病院

ウサギの避妊手術

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今回はウサギの避妊手術について。

ウサギのオーナーさんは、ご存知かもしれませんが
ウサギのメスは、子宮腺癌になりやすく(5才以上で約50%との報告)
若いうちに避妊手術をさせておくことが推奨されています。
一方で、気管チューブが使用困難、心拍低下を開腹させる薬が効きにくい
ストレスに弱いなど、麻酔においてのリスクが
犬猫よりもかなり高い動物です。

もちろん、当院ではウサギの歯科処置の症例の方が
圧倒的に多いのですが、麻酔に関しては全く同様です。

ウサギで避妊手術を希望される場合、そのへんを理解した上で、
手術の選択をしていただくことになります。
しかし、子宮腺癌(5才以上で約50%)の確率の高さから考えると
手術を推奨します。

写真は先週行なった避妊手術で撮影したものです。
ウサギの正常子宮です。


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