Q&A
当院について
スタッフ募集中です!
2010年度のスタッフの募集を行います。
募集人数は女性1人の予定です。
資格は、動物看護士の学校を卒業もしくは、卒業予定の方。
もしくは、動物病院に1年以上勤務された方に限ります。
メールでも受け付けていますので、よろしくお願いします。
より専門的な病院の紹介はしていただけますか?
もちろん紹介しています。
広島には専門病院が少ないため、山口県・岡山県・愛媛県などの
専門病院も紹介しています。
小鳥やハムスターなどの小動物の診察はしていますか?
診療動物は犬・猫・ウサギ・ハムスター・小鳥・フェレットです。
駐車場はありますか?
5台の車が駐車出来ます。
最寄の交通機関は?
向洋駅下車徒歩10分もしくは緑ヶ丘上バス停の前です。
メールでの応対は可能ですか?
メールでの病気や、しつけに対する質問のご返答は行っておりません。
診察に予約は必要?
基本的には病院に来院された順番に診察しております。
しかし、場合により(急患・生後初めてのワクチンなど)
予約の電話を頂いたほうが、診療がスムーズに行く場合もあります。
電話で御相談ください。
往診時間は?
12時から16時までが往診時間になっています。
しかし、手術の予定がある場合、
初診の方の場合には往診は行っておりません。
犬の病気についての質問
フィラリアの予防方法について教えてください。
当院では約80%のオーナーさんがアドバンテージハートを使用されています。
スポットタイプ(滴下式)で1ヶ月に1度愛犬に滴下するだけ
便利で確実にフィラリア予防とノミ駆除を同時にできます。
この商品の最大の特徴は
①経口投与剤と比べて投与が簡単
②一度にフィラリアとノミを駆除できることです。
その他に内服薬もあります。
予防期間は蚊の出る時期、平均4月から12月までの期間です。
フィラリアの検査はなぜ必要なのですか?
フィラリア陽性犬に予防薬を投与することによって
10%の死亡例ならびに副作用がみられます。
これらの犬には投薬前に適切な処置が必要となります。
フィラリア予防薬は蚊の出る時期に合わせて投与する必要がありますが
これは地域によってかなりの差があるために、確実に予防できているかを確認するためです。
犬が確実に薬を飲んでいるか?の確認です。
要するに、やるんだったら確実に・安全にということです。
うちの犬には「すでにフィラリアが入っている」と言われました。予防をしても手遅れなのでは?
たとえフィラリアが入ったとしても予防は確実にすべきです。
フィラリアが問題となるのは、その犬の血液の流れをどの程度、障害しているかと言うことです。
ですから心臓の大きな大型犬に、少数寄生しても症状は出ないし
小型犬に1匹寄生しただけで重い症状がでます。
問題は<入っているorいない>ではなくて、心臓にどれくらいの数が占めているかが重要なのです。
すでに寄生している虫は、少数であれば駆虫薬で殺すことができますし
フィラリアの寿命は5年ですからこの間、確実に予防していけば、元の心臓に戻ることができます。
犬がフィラリア症になるとどうなるのですか?
フィラリアの特徴として問題なのが心臓に寄生することなのです。
決してフィラリア自体が、毒を出したり、噛み付きませが
血液の流れを著しく障害することによって病気を引き起こします。
ですから症状の程度も種類も様々ですし、症状がでるのに数年がかかります。
たとえば咳や運動不耐性・失神などの心不全や
黄疸・腹水などの肝不全や多尿・尿毒症などの腎不全などです。
重要なのは、症状が出るまでに数年かかると言う事、気づいたときには既に遅いと言うことです。
どうして12月の蚊のいない時期まで予防するの?
フィラリアの子虫は、蚊に刺されたことにより皮膚から約3ヶ月間をかけて心臓へ向かいます。
予防薬は、心臓にいる虫を殺すのではなくて、心臓に向かっている虫を殺します。
そのため、子虫が心臓に達するまでの間、駆虫効果を継続させる必要があるからです。
万が一、指示された期間中、持続して投与を行わなかったり、中断したりすると
感染する確立が高くなるので、12月まで、確実に予防しましょう。
室内で飼っているがフィラリアの予防はしないといけないの?
予防してください。
家の中にも蚊はいますよね!たった一匹の蚊でもフィラリアを持っていれば
感染が成立してしまいます。
猫の病気についての質問
猫白血病ウィルスや猫エイズウィルスはどうやって検査するの?
検査はとても簡単で、ほんのわずかな血液を採取し、あとは約5分間待つだけです。
どんなときに検査を受けるといいの?
?猫白血病ウイルスのワクチンを接種するとき
?既に猫を飼っていて、新たに猫を飼おうとするとき
?猫を飼い始めるとき
?口内炎などの病気がなかなか治らないとき
などです。
どうやって感染するの?予防は?
猫白血病ウイルス
唾液や涙そして糞や尿、また母乳など多くの経路で感染します。
同じ食器を使ったり、お互いに体をなめあったりする、仲の良い子から感染する確率が高い病気です。
外に遊びに行く猫は、いろいろな猫と触れ合うことが多いために感染の危険性は増えます。
しかし、この伝染病にはワクチンがあり、高い確率で感染防ぎます。
接種前には検査をして感染していないことを確認します。
猫エイズウイルス (猫免疫不全ウイルス)
主に血液と唾液を介して感染します。
例えば、ケンカなど、比較的なかの悪い子同士の間で感染が成立します。
しかし、この伝染病にはワクチンがあり感染防ぎます。
接種前には検査をして感染していないことを確認します。
この二つの伝染病に感染させないようにするためには、猫を外に出さないことです。
その予防のためにも、雄は去勢手術をすることです。
去勢をすることで、外を歩き回ったりケンカをしたりといった
他の猫と接触する機会が極端に少なくなり、感染する確立が下がるからです。
猫を二頭飼っているのですが、何か気をつけることはありますか?
飼い主は発症まで気づきません。
多頭飼育の場合には、一頭の感染猫によって、全ての猫に伝染します。
もし検査によって感染していることがわかれば、他の猫に感染しないように
隔離して飼育してください。
また、特に重度感染地域(動物病院でお聞きください)で拾った子猫は必ず
検査を受けください。
猫白血病ウイルス感染症・猫エイズは発生頻度が高く、恐ろしい伝染病ってホント?人間にうつるの?
猫白血病ウイルス
猫の伝染病による死亡の主な原因の一つとなっています。
症状としては、病気に対する抵抗力が弱まるため、他のウイルスや細菌に感染しやすくなります。
一般的には、体重減少・発熱・脱水・鼻炎・下痢・結膜炎などがみられます。
感染すると治療は不可能、対症療法をしていくことになります。
この病気は、感染して発症するまでに1~2年かかり
発症すると3年以内に80%が死亡するといわれています。
猫エイズ
症状としては、次第に元気がなくなり、猫の免疫が抑制されます。
この免疫抑制により伝染病に対し無防備の状態になり、
口内炎、胃腸炎、鼻炎などが治らず最後には死亡してしまいます。
感染してから、発症するまで、3~5年かかるといわれています。
また、この猫免疫不全ウイルスの感染の末期には、エイズのような症状が現れます。
このため、“猫エイズ”と呼ばれています。
この伝染病のワクチンが発売され、予防することが可能となりました。
この二つの感染症は、猫属にしか感染しないので、イヌにも人間にもうつりません。
残念ながら、府中町は発生頻度がとても高い地域です。
手術すると、病気予防になるってホント?
雌の場合、子宮の病気、乳腺腫瘍の予防になります。
雄の場合は、前立腺の病気、精巣・肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。
また、5歳以上に多い、ホルモン性の高齢疾患の予防にも有効です。
さらに、性的ストレスから、解放されることにより、寿命が延びるともいわれています。
ネコの乳腺腫瘍の予防率との関係
猫は犬と違い乳腺腫瘍の90%以上が悪性のため早期の避妊手術が必要です。
生後6ヶ月齢以前が9%、7~12ヶ月齢では14%、2歳以前では84%と発生率が増加し
2歳を過ぎると避妊手術による乳腺腫瘍の予防はできないとされています。
避妊していない雌猫は、避妊している雌猫の7倍も乳腺腫瘍の発生率が高くなります。
また、去勢・避妊手術を受けた猫は、受けていない猫に比べると長生きする傾向があります。
イヌの乳腺腫瘍の予防率との関係
初回発情前の手術では99.5%、1回発情後92%、2回発情後74%
の乳腺腫瘍の発生を抑えることができます。
しかし、2歳半を超えると避妊手術による予防はできないとされています。
去勢・避妊手術を受けた犬は、手術を受けていない犬に比べると長生きする傾向があります。
歯科治療の質問
イヌの歯の本数は何本?
すべての乳歯は8週令までに所定の位置に存在しなければいけません。
仔犬では上顎に14本、下顎に14本の総計28本になります。
また永久歯においては2-7ヶ月齢の間において上顎20本、下顎22本の総計42本になります。
7ヶ月をすぎても残っている場合は抜歯しなければいけません。
乳歯が残っていたらいけないの?
正常ならば、永久歯が生え始めると乳歯が抜け、その場所に永久歯が生え変わります。
これは人間と同じです。
この一連の事象が起こらずに、乳歯と永久歯が同時に存在すると、
歯科疾患にかかりやすくなります。
しかし、イヌやネコの場合、乳歯が抜けずにそのまま残っていることがあります。
ほとんどが小型犬種で見られますが、時折大型犬種にも乳歯が残っていることもあります。
歯周病の予防や不正咬合を治すため、残存乳歯は可能な限り早期(5~6ヶ月)に抜歯を行い
永久歯の移動を可能にして正常に咬合させなければいけません。
イヌもネコも歯が抜けるってホント?
イヌも、ネコも生後6~8ヶ月ごろまでには乳歯から、永久歯に生え変わります。
抜けた歯は、ほとんどが飲み込まれるか、部屋に落ちています。
その他では、歯周病を引き起こしたために歯が抜けたり
硬いものを噛んで歯がかけてしまったりということもあるので
永久歯に生え変わる時期以外に歯が抜けた場合は、非常に重症です。
歯周病を予防するにはどうしたらいいの?
歯周病は、進行してしまうと怖い病気ですが、飼い主さんの努力で予防できる病気です。
歯周病になった時には病院で治療するしかありません。
歯周病を予防するには、歯磨きに勝るものはありません。
口を触らせてくれる子ならば、口を閉じたまま、ガーゼを巻いた指で歯の表面をこすります。
嫌がらない子ならば、犬用・猫用の歯ブラシと歯磨き粉で、歯を磨いてあげて下さい。
動物用の歯磨き粉は、すすぐ必要はありません。
歯磨きが難しい子には、専用のガムやフードを購入し与えてあげてください。
豚のヒズメなど、ハサミで切れないものは、歯が折れる原因となるので、絶対にやめてください。
イヌやネコも虫歯になるの?
ネコは人間のような虫歯にはなりません。
イヌは虫歯になりやすいと言われていますが、ほとんどありません。
ネコやイヌは、虫歯というよりは歯周病になりやすく
そのため口臭がしたり、硬いものを噛むときに痛がったり、痛みのため食欲がなくなるなどの症状がでます。
日ごろから、歯を観察してあげましょう。
避妊・去勢手術についての質問
人工呼吸器と麻酔モニター
当院が導入している最新モニターは、安全に麻酔管理を行うために、
ペットに負担をかけることなく、手術中、
●炭酸ガス濃度(ETCO2)・麻酔ガス濃度
●脈波・動脈血酸素飽和度(SPO2)
●心電図(ECG)
●血圧(BP)
●体温(TEMP)
を常時観察します。
また、術中の測定値及び術後の心電図波形などをカードに保存することができますので、記録された時間の状態説明などを、オーナーへ伝えることができます。また写真には掲載していませんが、人工呼吸器も常時、併用し麻酔事故を無くすように努力しています。
手術を受けさせるとなると、具体的な流れはどうなるの?
手術が可能な健康状態かを調べるために健康診断をします。
そのときワクチン接種の有無や、病歴をお聞きします。
そして、手術の予約を入れていただきます。
手術の日は、麻酔をかけるため、朝食を与えないようにします。
オスは日帰りですが、麻酔の覚めが悪い場合は、一日お預かりします。
メスは開腹手術となるために一泊入院となります。
手術後一週間、お薬を飲ませて、抜糸します。
その間はいつも通りの生活でかまいません。
イヌやネコの性格は変わるの?
早期に去勢すると、競争的行動や性的攻撃行動は減ります。
つまり、イヌのマウンティングやネコのスプレーなどの行為を抑制できます。
また、放浪癖の抑制もできます。
しかし、根本的な性格はあまり変わらないため
性格に関連した問題行動の改善に関する過度な期待はやめましょう。
また、オスもメスも子どものままの性格が残り、家庭で飼いやすくなります。
手術すると、肥満になりやすいってホント?
確かに肥満になりやすい傾向があるようです。
活動性が低下することによる運動不足が原因かと思われます。
また、三大欲望(食欲・性欲・睡眠欲)のうち1つが無くなることで
残りの欲望が増大するといわれています。
肥満予防のために、減量用の食事に切り替えたりするなど、適切な運動と食事管理に気をつけましょう。
手術すると、病気予防になるってホント?
雌の場合、子宮の病気、乳腺腫瘍の予防になります。
雄の場合は、前立腺の病気、精巣・肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。
また、5歳以上に多い、ホルモン性の高齢疾患の予防にも有効です。
さらに、性的ストレスから、解放されることにより、寿命が延びるともいわれています。
ネコの乳腺腫瘍の予防率との関係
猫は犬と違い乳腺腫瘍の90%以上が悪性のため早期の避妊手術が必要です。
生後6ヶ月齢以前が9%、7~12ヶ月齢では14%、2歳以前では84%と発生率が増加し
2歳を過ぎると避妊手術による乳腺腫瘍の予防はできないとされています。
避妊していない雌猫は、避妊している雌猫の7倍も乳腺腫瘍の発生率が高くなります。
また、去勢・避妊手術を受けた猫は、受けていない猫に比べると長生きする傾向があります。
イヌの乳腺腫瘍の予防率との関係
初回発情前の手術では99.5%、1回発情後92%、2回発情後74%
の乳腺腫瘍の発生を抑えることができます。
しかし、2歳半を超えると避妊手術による予防はできないとされています。
去勢・避妊手術を受けた犬は、手術を受けていない犬に比べると長生きする傾向があります。
発情期のストレスはなくなるの?
雌の場合は生理と発情期のストレスがなくなり、散歩時に雄が寄り付かなくなります。
雄の場合も散歩時に欲情して雌に近づかなくなり、マーキング行為も少なくなります。
また、猫の場合発情期の鳴き声が軽減されますが、
個体差により「発情期同様の行為が残る場合もある」ということは認識しておいてください。
効果は徐々にあらわれ、性的行動は約4週間で少なくなり、約6ヶ月で治まると言われています。
手術に危険はないの?
手術のリスクは他の手術と同じです。
全身麻酔での手術なので、麻酔薬に対するアレルギー反応の事故など
必ずリスクを伴います。
また、高齢になるほど手術の負担が大きくなるのは確かです。
そのためにも、術前に必ず血液検査を行い生体監視モニター、人工呼吸器を使用してリスクをゼロに近づけています。
また、雌の場合発情中の手術は、出血が多くなるので避けたほうがいいでしょう。
特に、イヌの雌の場合、生理が終わり、2ヶ月後に受けるといいでしょう。
いつ手術を受ければいいの?
現在アメリカでは生後6~14週令という早期での避妊と去勢が推奨されています。
日本では、避妊も・去勢も初回発情前の生後5~7ヶ月が目安となっています。
初回発情前に手術を行う理由は、乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防できるからです。
その他の質問
注射用フィラリア薬(モキシデックSR)の自主回収について?
注射用フィラリア薬について、平成16年の9月に本国アメリカにおいて、副作用報告数の多さを重要視した結果、アメリカFDAの要求により、製造元のフォートダッジアニマルヘルス社が、同剤の製造中止と回収を行うことになりました。下記詳細
当院において現在は使用していません。
記事番号 |
20040906-0070 |
重要度 |
Ea |
タイトル |
PROCanine heartworm drug recall – USA |
感染症名 |
|
主症状 |
|
日付 |
0004/09/05 |
流行国 |
|
和訳概要 |
犬糸状虫治療薬回収-米国# 情報源:Associated Press、9月3日。 米国食品医薬品局FDAは、数千件の障害や致死症例と関連があるとして、人気のある犬糸状虫治療薬を回収。 数百万頭のイヌの治療に使用されている年2回投与の犬糸状虫治療薬であるProHeart 6が、それを使用したイヌ数千頭に副反応が認められたため、9月3日米国食品医薬品局FDAにより回収された。 ProHeart 6はFDAにより承認された初めてで唯一の犬糸状虫_Dirofilaria immitis_治療薬である。その有効成分であるmoxidectinは、ウマやウシには副反応なく投与されてきている。 この定期投与版の治療薬も、より高濃度での臨床治験ではほとんど問題が認められなかった。しかしFDAの承認を得て、実際に治療に使用されると、イヌの健康および安全上の問題がすぐに表面化した。 以下、ProHeart 6の副反応の詳細と犬糸状虫症の概説。 |
犬糸状虫治療薬回収-米国#
情報源:Associated Press、9月3日。
米国食品医薬品局FDAは、数千件の障害や致死症例と関連があるとして、人気のある犬糸状虫治療薬を回収。
数百万頭のイヌの治療に使用されている年2回投与の犬糸状虫治療薬であるProHeart 6が、それを使用したイヌ数千頭に副反応が認められたため、9月3日米国食品医薬品局FDAにより回収された。
ProHeart 6はFDAにより承認された初めてで唯一の犬糸状虫_Dirofilaria immitis_治療薬である。その有効成分であるmoxidectinは、ウマやウシには副反応なく投与されてきている。
この定期投与版の治療薬も、より高濃度での臨床治験ではほとんど問題が認められなかった。しかしFDAの承認を得て、実際に治療に使用されると、イヌの健康および安全上の問題がすぐに表面化した。
以下、ProHeart 6の副反応の詳細と犬糸状虫症の概説。
ワクチンをしたらすぐ免疫ができますか?
免疫力がつくまでにおよそ2週間かかります。
その間は、動物が集まる、ペットホテル・公園・美容院に行くのは控えてください。
接種後、まれに元気・食欲が無い、嘔吐する、顔が腫れるなどの副作用が起こりますので
よく観察してあげてください。
もし気になることがあれば、病院に連絡してください。
ワクチンをすれば、100%予防できますか?
残念ながら100%予防できるわけではありません。
その子が持つ免疫力によって、症状がでるかどうかが決まるからです。
ワクチンとは病原体が体内に侵入するのを防ぐのではなく
症状が出るのを抑えるものです。
ワクチンは必要ですか?
命にかかわる病気を予防するために、ワクチンが開発されました。
ワクチンで防げない病気もありますが、出来るだけ予防接種することが
ワンちゃん・ネコちゃんへの愛情ではないでしょうか。
初回のワクチンは生後6週頃から接種します。
その後、2~3回追加接種した後に1年に一回の接種となります。
ワクチンとはどんなものですか?
病原性を失わせた病原体、または弱毒化した病原体が含まれています。
ワクチンが体に入ると、白血球が活動し本物の病原体をやっつける免疫抗体が体の中に作られます。
そして、実際にウイルスなどが体内に侵入してきたときに、この抗体が病気になることを防いでくれるのです。
どうやってノミを駆除すればよいのですか?
現在、病院では数種類のノミ・ダニの駆除剤を販売しています。
使用環境・目的に応じたクスリのチョイスが可能となっています。
詳しくは、受付でご相談ください。
どうしてもノミがいなくなりません。散歩をしているからですか?
これはペットの生活環境の中に既に多数のノミの卵・幼虫・さなぎが潜んでいるからです。
ノミの成虫はイヌやネコの体から離れて生活できません。
しかし生まれた卵~幼虫~蛹はすべてペットから落ちて地上で生活します。
ノミの寿命は20日間しかありませんが、その間1匹のノミが産卵する数は約1000個に達します。
その卵が成虫になるのに20日間しか必要としないため、
1匹のノミが1ヶ月後には数百匹に増えている計算になるのです。
ノミがいなくならないカラクリは、ここにあります。
うちのワンちゃんにノミはいないと思うのですが?
日本の気候と生活様式でペットを飼われている家庭において
ノミのいないところは100%ありえません。
見つかるようでは、数百匹というノミが部屋に潜んでいると言われています。