猫の口腔内腫瘍 | ナス動物病院
猫の口腔内腫瘍
今回は猫の口腔内疾患の症例を紹介します。
猫の重度口内炎は、ヘルペス・エイズ・白血病ウイルスなどのウイルス関連や、
細菌、腫瘍、原因不明(自己免疫疾患など)さまざまな原因があります。
その中で、初期腫瘍は、普通の口内炎と見間違えることがあります。
ある程度経過すると、いかにも悪そうな顔をしますが、時に歯槽骨に進入し
発見が遅れることもあります。
疑わしい場合、病理検査と歯科レントゲンが必要です。
今回は扁平上皮癌の写真を紹介します。
今回は病理検査のため腫瘍を切除後、レーザー蒸散、患部抜歯後、縫合をして、検査結果を待ちました。
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口腔内に現れる腫瘍はメラノーマ・線維肉腫・扁平上皮癌など高確率で超悪性の腫瘍です。
種類によって、動向は違いますが、大悪党に間違えありません。