猫白血病ウイルス感染症・猫エイズは発生頻度が高く、恐ろしい伝染病ってホント?人間にうつるの? | ナス動物病院

猫白血病ウイルス感染症・猫エイズは発生頻度が高く、恐ろしい伝染病ってホント?人間にうつるの?

カテゴリー猫の病気についての質問

猫白血病ウイルス
猫の伝染病による死亡の主な原因の一つとなっています。

症状としては、病気に対する抵抗力が弱まるため、他のウイルスや細菌に感染しやすくなります。

一般的には、体重減少・発熱・脱水・鼻炎・下痢・結膜炎などがみられます。

感染すると治療は不可能、対症療法をしていくことになります。

この病気は、感染して発症するまでに1~2年かかり

発症すると3年以内に80%が死亡するといわれています。

猫エイズ

症状としては、次第に元気がなくなり、猫の免疫が抑制されます。

この免疫抑制により伝染病に対し無防備の状態になり、

口内炎、胃腸炎、鼻炎などが治らず最後には死亡してしまいます。

感染してから、発症するまで、3~5年かかるといわれています。

また、この猫免疫不全ウイルスの感染の末期には、エイズのような症状が現れます。

このため、“猫エイズ”と呼ばれています。

この伝染病のワクチンが発売され、予防することが可能となりました。

この二つの感染症は、猫属にしか感染しないので、イヌにも人間にもうつりません。
残念ながら、府中町は発生頻度がとても高い地域です。