注射用フィラリア薬(モキシデックSR)の自主回収について? | ナス動物病院
注射用フィラリア薬(モキシデックSR)の自主回収について?
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注射用フィラリア薬について、平成16年の9月に本国アメリカにおいて、副作用報告数の多さを重要視した結果、アメリカFDAの要求により、製造元のフォートダッジアニマルヘルス社が、同剤の製造中止と回収を行うことになりました。下記詳細
当院において現在は使用していません。
記事番号 |
20040906-0070 |
重要度 |
Ea |
タイトル |
PROCanine heartworm drug recall – USA |
感染症名 |
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主症状 |
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日付 |
0004/09/05 |
流行国 |
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和訳概要 |
犬糸状虫治療薬回収-米国# 情報源:Associated Press、9月3日。 米国食品医薬品局FDAは、数千件の障害や致死症例と関連があるとして、人気のある犬糸状虫治療薬を回収。 数百万頭のイヌの治療に使用されている年2回投与の犬糸状虫治療薬であるProHeart 6が、それを使用したイヌ数千頭に副反応が認められたため、9月3日米国食品医薬品局FDAにより回収された。 ProHeart 6はFDAにより承認された初めてで唯一の犬糸状虫_Dirofilaria immitis_治療薬である。その有効成分であるmoxidectinは、ウマやウシには副反応なく投与されてきている。 この定期投与版の治療薬も、より高濃度での臨床治験ではほとんど問題が認められなかった。しかしFDAの承認を得て、実際に治療に使用されると、イヌの健康および安全上の問題がすぐに表面化した。 以下、ProHeart 6の副反応の詳細と犬糸状虫症の概説。 |
犬糸状虫治療薬回収-米国#
情報源:Associated Press、9月3日。
米国食品医薬品局FDAは、数千件の障害や致死症例と関連があるとして、人気のある犬糸状虫治療薬を回収。
数百万頭のイヌの治療に使用されている年2回投与の犬糸状虫治療薬であるProHeart 6が、それを使用したイヌ数千頭に副反応が認められたため、9月3日米国食品医薬品局FDAにより回収された。
ProHeart 6はFDAにより承認された初めてで唯一の犬糸状虫_Dirofilaria immitis_治療薬である。その有効成分であるmoxidectinは、ウマやウシには副反応なく投与されてきている。
この定期投与版の治療薬も、より高濃度での臨床治験ではほとんど問題が認められなかった。しかしFDAの承認を得て、実際に治療に使用されると、イヌの健康および安全上の問題がすぐに表面化した。
以下、ProHeart 6の副反応の詳細と犬糸状虫症の概説。