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歯の発育障害

最近、よく見かけるのが歯の発育障害です。
人間のように、笑顔を気にする必要がないので
歯の本数が、多くても少なくてもさほど問題にはなりませんが
場合によっては、処置の必要性があります。
 
今回、紹介するのは犬歯の埋没。
現状では何の問題もありません。
 


 


 


 

レントゲン検査では立派な犬歯が確認できます。
最近では超小型犬種が人気を集めています。
体は小型化していても、歯の大きさは、それに伴っていません。
その辺のギャップが、このような障害を生み出しているのでしょうね。

その辺は、小顔の子供が増えた現代社会と同じですね。

今後の経過観察が必要です。

歯瘻(しろう)

症例を1つ紹介します。

ダックスの8歳の男の子
歯周病の処置に来院されました。

ここで問題となるのは、第1全臼歯の上にある、赤いふくらみです。

これは、歯瘻といわれる、歯の疾患に由来する化膿性病巣が、

口腔粘膜や皮膚に穴を開けた状態をさします。
歯周炎から根尖膿瘍を形成して瘻孔を形成する場合が多いです。

簡単に言えば、歯の根元に膿がたまり、出口を歯肉に作ってしまった病気です。

抜歯の適応となり、完治します。

2010年度狂犬病予防注射

4月より2010年度の狂犬病予防注射が始まります。
土・日は、診察までに長時間お待ちいただき、後迷惑をおかけしています。
少しでも待ち時間を短く出来るように、スタッフ一同より努力していきます。
 

新製品の紹介
 

フォートレオン

咬みつく前にマダニを駆除。ノミの吸血をすばやく阻止。

2つの有効成分が優れた効果を発揮する、スポットタイプの犬用マダニ・ノミ駆除剤です。

マダニの皮膚への付着を制限し、咬みつく前にマダニを駆除するぺルメトリン。

ノミの吸血をすばやく阻止し、その後、ノミ成虫に対してすぐれた駆除効果を発揮するイミダクロプリド。

また、ペットへの安全性も高く、効果は最大5~6週間持続します。

  • 2つの有効成分は、皮膚の滴下部位から皮膚・被毛全体に広がります。体内には吸収されないため、安心してご使用いただけます。

 
今年も、①フィラリア ②ノミ・ダニ ③狂犬病の予防の時期です。
Q1 フィラリアの予防方法について
 

アドバンテージハート(外用薬)・その他の内服薬
 
約70%のオーナーさんがアドバンテージハートを使用されています。
スポットタイプ(滴下式)で1ヶ月に1度愛犬に滴下するだけで、
便利で確実にフィラリア予防とノミ駆除を同時にしてあげることができるのです。
この商品の最大の特徴は、
①経口投与剤と比べて投与が簡単
②一度にフィラリア予防とノミ駆除ができることです。
予防期間は蚊の出る時期、平均4月から12月までの期間です。

フィラリア薬投与前には血液検査が必須となります。
少量の血液でフィラリアの抗原検査を行います。
この機会に腎機能・肝機能などの血液生化学検査をお勧めします。
 

Q2 ノミの駆除について
 

ネコ用注射薬
6ヶ月に1回の注射でOK(非常に効果の高い商品です)
多頭飼育の家庭にはこれが1番です。

成虫駆除、卵・幼虫・蛹を駆虫する方法(外用薬)
滴下型(アドバンテージプラス・フロントラインプラス・レボリューション)
・ 1ヶ月に1度投与するだけで、ノミ駆除と予防ができる。
・ フロントラインプラスはダニの駆除もできます。

要注意 ホームセンターなどでノミの外用薬が販売されていますが投与後5日しか効果がありません。


オーナー特典
1年以内に当院にて混合ワクチンを接種されている方、または希望される方に限り
オーナー特典として接種後1年間、以下の料金を10%割引しています。

①フィラリア検査費用
②フィラリア内服薬・外用薬
③ノミ駆除製品
④狂犬病ワクチンは集合注射と同じ料金 (2500円)
⑤パピークラス参加無料

 

★重要★
混合ワクチンと狂犬病ワクチンの同時接種は、副作用とワクチン効果の低下のため出来ません。
詳しくは受付までお申し出ください。

注射用モキシデックSR(1回の注射で6ヶ月間予防できる注射)は、
副作用の多発により製造元のアメリカで販売中止となりました。
当院でも使用しておりません、ご協力ください。

猫の重度口内炎

今回は猫の重度口内炎の症例を紹介します。

この子は15歳の日本猫です。

以前より、口臭がきつく、食べる時に、とても痛がると言うことで来院されました。

年齢のことも考慮して、内科的な方法を希望されたので、とりあえず注射での治療を行いました。

しかし3週間後、再発とのことで、外科手術をお勧めしました。
 

写真は手術時のものです。
 

犬歯が破折しています。
 


 

上下顎の歯石の量が多く、咬合が上手くいきません。

歯石との接触性口内炎が疼痛の原因でした。

この写真の3日前に消炎剤を投与しているので、炎症がかなり落ち着いていました。
 


 

上の写真は抜歯後、レーザーによる蒸散を行なったものです。

この症例は犬歯と問題となった臼歯の抜歯を行ない、レーザーで歯肉の蒸散を行いました。

もちろん数日後には、完治しました。

高齢の猫でも口腔内の治癒はとても早いです。
 

麻酔のリスクも、もちろん高いのですが、抜歯によって完治できる症例はとても多いと感じています。

実際、当院での歯科処置の年齢は10歳以上が圧倒的に多いです。

高齢を理由に歯科処置をあきらめている方は、御相談ください。

歯周病の予防

動物の歯にも人間と同じように、プラーク(歯垢)や歯石が溜まります。歯に溜まったプラークや歯石は歯肉炎や歯周病の原因となったり、体内に入ったバイキンが病気を引き起こす原因となったりします。
そんな病気を防ぐ為にも普段から歯磨きの習慣をつけたいものですが、どうしても歯磨きをさせてくれなかったり、また歯磨きをしてもプラークが溜まってしまう場合には、定期的な歯石、歯垢の除去をお勧めします。
人間の場合と違って、ペットの歯石、歯垢の除去は全身麻酔をかけて行います。ここでは安全に行う為の検査から、除去後の飼い主さんへのフォローなど、一連の予防歯科処置について、その手順をご説明します。

予防歯科処置

(目的) 歯肉縁上・歯肉縁下プラーク(歯垢)・歯石の除去
プラーク再付着遅延のための歯面の研磨
(手技)
1)全身麻酔に関わる一般的な検査(血液検査・心電図など
2)全身麻酔処置(人工呼吸器・ガスモニターを必ず使用)
3)口腔内の洗浄
4)歯石(歯肉縁上歯石、歯肉縁下歯石)除去(スケーリング)

歯肉縁上の歯石(歯冠に沈着しているみえる部分の歯石)の除去が終わったら、歯肉ポケット内に隠れている歯肉縁下歯石の除去を行います。
5)抜歯(残存乳歯や動揺歯など)
残存乳歯や動揺歯など、抜歯の対象となる歯の抜歯を行います。
6)歯周ポッケットの洗浄
歯石の除去や抜歯が終わったら、歯周ポケットの清掃を行います。歯根表面を掻爬し、軟化したセメント質や汚れを掻き出し、根面を平滑にしておきます。続いてポケット内の歯肉表面も掻爬し、きれいにしておきます。
7)研磨(ポリッシング)
歯石除去を行ったあとの歯冠表面は、取り残した細かい歯石などでざらざらしているので、ブラシやラバーカップ、2種類の研磨剤を用いて表面がスムーズになるように研磨します。
8)中性殺菌水による洗浄(口腔内と歯肉溝や歯周ポケット)
一連の作業が終わったら、歯肉溝や歯周ポケット内の洗浄を丹念に行います。除去した汚れや研磨剤などが残らないようによく洗浄します。
9)フッ素塗布
表面を乾燥し、歯面を強化するため、フッ素を塗布します。
10)歯周ポケットへの薬剤の注入(貼薬)
深い歯周ポケットの中に抗生物質軟膏などの薬剤を注入しておきます。
11)抜歯を行う場合は処置前から抗生物質の投与を行い、術後数日間、継続投与します。
12)ブラッシング・マッサージの指導
術後は定期的に観察し、治療効果の確認と歯磨きなどの指導を行います。
麻酔時間はおよそ1時間30分です。
予防歯科処置以外の処置(腫瘍の疑いのある場合での細胞診断・口腔外科・保存修復など)に伴い、時間的・費用的に違います。

当院では日本小動物歯科研究会のレベル4認定医が責任をもって歯科処置を行います。

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